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患者の声
Q.岡田様はどのような症状で在宅酸素療法を利用していらっしゃるのでしょうか?
私は以前から肺気腫にかかっており、階段を上る時など日常的に息切れが多く、たいへん苦しい思いをしていました。 ある時、電車の中で年配の方が酸素ボンベを携帯しているのを見たんです。 「これはいいや」と思い、病院でパンフレットをもらって在宅酸素療法について知りました。 それから主治医の先生に相談して、ぜひやってみようと思ったんです。
Q.在宅酸素療法を始められて、その後のご様子はいかがでしょうか?
ふだんはとても楽になりましたね。在宅酸素療法を始める前は、急に身体を動かすと息切れがして、 5〜6分は深呼吸する必要があったんです。今はすぐもとに戻るようになりました。 私が在宅酸素療法を始めて、ちょうど8年目に入ったところです。 それ以前に、息子がいる長野の松本に出かけると、必ず具合が悪くなりました。 松本は標高700mで気圧が低いため、酸素を十分に吸うことができなかったのです。 また台風の時も、低気圧のために体調が崩れました。 今は酸素吸入のおかげでそんなことはなく、酸素ボンベを携帯すればどこへでも出かけられます。
Q.ふだんの生活の中でよかったこと、改善されたことを教えてください。
まず安心して入浴ができるようになりました。以前は湯につかるとすぐに息切れしていたのです。 また、私は若い頃から油絵を描いており、絵を描く趣味はずっと続けたいと考えていたのですが、 呼吸が苦しくなってからはやめていました。在宅酸素療法を始めてからは描きたい時にすぐ描けるようになり、 新たに墨絵を始めています。また、釣りにも、酸素ボンベを携帯して息子に連れていってもらっています。 いちばんうれしかったのは、旅行に行けるようになったことです。先頃も仙台の叔母のところに旅行し、何日も滞在してきました。 酸素機器会社に頼めば、あらかじめ旅先に酸素ボンベを送ってくれるので、安心して出かけて元気に帰ってくることができます。 在宅酸素療法のおかげです。
Q.在宅酸素療法を始めるにあたって、不安はありませんでしたか?
不安は一つもありませんでした。ただ、外出する時に携帯用酸素ボンベを持ち歩くため、 公園などで子供たちから「これ、なに」なんて聞かれることもあります。 そんなことくらいで、気にしなければ何でもありません。
Q.最後に、このホームページをご覧の皆さんに、メッセージをお願いします。
在宅酸素療法を始めれば息苦しさが楽になり、病気のためにあきらめていたことができるようになります。 始めたい方は多いと思いますが、最初は手続きがなかなかわからないでしょう。 主治医の先生に気軽に相談して、自宅での酸素吸入が適切だと診断されれば、 すべての手続きを病院でとってくれますから、ご安心ください。 また、酸素は薬として扱われていますし、健康保険の適用のこともあります。 まず主治医の先生とよくご相談なさってください。





